車検の前に整備に自信のない人は

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ユーザー車検を行っているあなたは、きちんと24ヶ月点検を行っていますか?車に関する知識や整備の技術がない人には難しいのではないでしょうか。24ヶ月点検は、点検する項目が56項目とたくさんあります。かじ取り装置と言うハンドルの操作に関係する物、制御装置という走行中のブレーキに関係する装置、走行装置と言う車が走行する上で必要なタイヤ等の装置、緩衝装置というバネ、ゴム、油圧などを利用して、機械的な衝撃を緩和する装置、動力伝達装置の中にエンジンとタイヤをつなぐドライブシャフトという重要な部品があります。
このドライブシャフトが動きやすいように、ドライブシャフトの可動部分にグリスが塗られており、グリスで可動部分が汚れないようにカバーしているドライブシャフトブーツがあります。このドライブシャフトブーツが破れていないか点検するのですが、整備の経験のない人がこの作業を行うことは少し困難なのではないでしょうか。電気装置にプラグの状態を検査する項目があります。このプラグが正常な状態でないと、例えば、エンジンのかかりが悪い、ワイパーが動かないなど運転するうえでの支障をきたします。原動機に分類されている潤滑装置は油漏れがないかの確認、燃料装置は燃料漏れがないかの確認が必要とされます。ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置という検査項目があります。簡単にいえば地球環境に良くない排気ガスを減少させる装置などのことをいいます。
エキゾースト・パイプ及びマフラーは、マフラーの取り付けに緩みがないか、損傷がないかを点検します。車枠及び車体は車のボディーやフレームに緩みや損傷がないか点検します。これだけの項目を一人で点検することは、とても大変な作業です。整備に自信のない人は、きちんと整備されていないことから大きな事故に繋がる事もあります。そうならない為にも、車検を行う前に24ヶ月点検を専門の修理工場にお願いすることをお勧めします。