車検が切れている車でもユーザ車検はできる?

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あなたは自分の車が車検を行わなければならない日を知っていますか。ユーザー車検を行う前に車検証を確認することが必要となります。車検証の有効期間の満了する日と記載されている日が、自分の運転している車の車検が切れる日になります。この有効期間の満了する日を過ぎてしまうと、車検が切れたこととなり、公道を走行することができなくなります。ユーザー車検を行う際に、万が一車検が切れてしまったら陸運支局までも運転することはできませんが、赤い斜め線の入ったナンバープレート、仮ナンバーという法律で認められたナンバープレートをつけていると、車検が切れた車を運転することが可能となります。
仮ナンバーというのは、車検の有効期限が切れている車に付けるもので、仮ナンバーをつけずに車検の有効期限が切れている車を運転していると、無車検車運行により違反となり罰金が課せられます。さらに、自賠責保険の有効期限も同時に切れていた場合は、無保険車運行によりこちらも違反となり、罰金となります。以上のことから、車検も自賠責保険も切れた状態の車を運転して走行したとなると大変なことになります。仮ナンバーは陸運支局または市役所などで自動車臨時運行許可申請書が必要となり1000円以下の手数料で借りることが出来ます。自賠責保険証明書の原本、仮ナンバーを使用する日が自賠責有効期限内である事が前提です。本人を証明するもの、運転免許証、窓口に来たひとの認印、法人での申請は役職印が必要となります。
運行する車を確認すための書類を1つ、車検証、抹消登録証明書、登録識別情報等通知書、登録事項等証明書、通関証明書いずれか1つで大丈夫です。修理工場や、専門の車検代理工場などは積載車や車を積むことのできる大きな車がありますが、個人でそんなに大きい車を持っている人はいないのではないでしょうか。また、長らく車を放置していて車検が切れてしまった場合は、売却するか廃車にすることも考えたほうがよいかもしれません。低年式の古い車は売却することも難しい場合もありますし、故障していた場合修理代金も高額になりますので、廃車買取業者に廃車として買い取ってもらいましょう。廃車にも部品としての価値がありますし、海外などに輸出すればまだまだ車として再利用される場合も多いからです。