こんな時は車検が通らない(車内編)

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あまりお金を掛けずに車検を行いたい人なら、ユーザー車検に挑戦しようと考える人もいるのではないでしょうか。車検は車の外観だけの検査ではなく、車内もきっちり検査の対象となります。メーターに表示されている各種警告灯や、レバーの操作具合、ライトやハザードランプのスイッチマークが、きちんとわかるように点灯されているか等チェックされますので、車検を行う前にしっかり確認しておきましょう。
発煙筒はなかなか使う機会は少ないと思いますが、必ず車に一本車載して置くことが義務つけられています。有効期限が大丈夫か時々確認しておくことも必要です。マニュアル車の場合ではシフトレバーに1、2、3、4、Rとシフトパターンが表示されていないと車検に不合格なりますので注意が必要です。オートマ限定免許証が発行されようになってから、マニュアル車が少ない傾向にありますが、マニュアル車にこだわりを持つ人もなかにはいるようです。最近では、座席に必ずついているヘッドレストの後ろ部分にモニターがついていて、後部座席にいる人がテレビやDVD鑑賞できるようになっているものが増加傾向にあるようです。保安基準で、運転席と助手席にはヘッドレストがついていることが義務つけられている為、ヘッドレストモニターがついている車は、車検が不合格になります。しかし、長距離の移動の際に、活用できることで車検対応の商品も販売されているようです。
長距離に最適なワンボックスカーの後部座席を、大きな荷物などを入れるなど座席を外して乗車定員変更の手続きをしないで、乗り続けている人がいるようですが、変更手続きをしないと車検の際に不合格となります。車にはその車種ごとに乗車定員が定められています。車検の際に、検査官に定められた定員が乗られないと判断された場合不合格されますので、変更手続きは早めに行いましょう。変更しないのであれば、車検の前にきちんと座席を戻しておくように注意しましょう。